==診断==
[[DSM-IV]]の診断基準では、「[[標準体重]]の85%の値を維持することを拒否する」「体重が減少しているときでも、現在の体重が増加することに対して恐怖がある」「標準体重に満たない場合も、自分自身の体重を多すぎると感じる」「(初潮後の女性の場合)3周期以上に渡る[[無月経]]」の4項目を診断基準としている。
さらに、
*活動性の亢進があること。体重を落とすため、必要以上の運動・活動を行うこと。
*現在の病状、深刻性について、認識に乏しいこと。
を組み合わせて診断を行う。診断基準に完全には合致しない場合に、[[非定型摂食障害]](特定不能の摂食障害)の診断になることがある。例えば月経が不順ながら存在し、その他はANの基準を満たす場合、[[非定型摂食障害]]と診断される。
摂食障害の患者は時に診療を拒否し、問診の際に症状を隠す傾向にあるため注意が必要。
ANは、以下の2種類のサブタイプに分類される。
*制限型神経性無食欲症(AN-R)
:制限型のAN('''restricting type''')では、食物を口にすることを重度に制限するが、AN-BPに見られるような行動は行ったことがない。
*無茶食い-排泄型神経性無食欲症(AN-BP)
:無茶食い-排泄型のAN('''binge-eating/purging type''')では、食物を過量に摂取した後、自分で[[嘔吐]]を誘発して、あるいは[[利尿剤]]、[[下剤]]等を用いて、食物の排泄を試みる、というエピソードを行う。(しかし、下剤や利尿剤では食物の吸収をほとんど妨げることはできない。)排泄する代わりに、無茶食いの後に数日間絶食する場合もある。
2002年の「DSM-IV-TR」の診断基準も同様である。
その他の診断基準として、[[厚生労働省]]の診断基準やICD-10の診断基準も存在する。
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